#315

意地悪な話

アップロードファイル 13KB昨日は高円寺の某ビデオスタジオで、永遠と果てしの無い作業を終電まで。


作業中のスタッフを背中からこっそりと隠し撮りした写真をペタリ。
ひどい手ぶれですが、この曖昧さが都合がいいかも(笑)
見つかって怒られたら削除しますのであしからず。
(みんな案外見てるからなー)


19話 王国。(途中から)
20話 若い葉。
21話 虫。(途中まで)


19話は、明るい画面のシーンが多いので、画調が安定してる(ような気がした)。比較的、作業は早く済んだ。
改めてじっくり観ると、とても意地悪な話で、我ながら見ていて辛い。“意地悪な作り方をする”というのが当時の僕のテーマでもあったので、そこに、ためらいがない。…今となっては、ためらわない自分が怖い。…怖い。


20話。修正の難しいシーンが幾つかあり、どう処理するかという思案にくれた。例によって、あちらを立てれば、こちらが立たず。
ちょっと小ネタ。
当時、H本君とは、事前のコンテ打ち合わせで、室内シーンは実写で言うところの“長回し”で、と話し合った。その際に雑談で『セーラー服と機関銃』の話をした。あの映画は、まだ少女だった薬師丸ひろこに、ロングショットの長回し撮影でムチャなアクロバットをさせ続け、その肉体性をフェティッシュに映し出していた。そこが映画の無理やりなストーリーに躍動的な生命感を与えていた。そんな感じでどうだ…。
アップしたコンテを見ると、ウテナが理事長室でブリッジをしていた。
そう言えば。
『セーラー服と機関銃』は、薬師丸ひろこがムリムリなブリッジしながら思案するシーンが印象的だ…って、そこか(笑)
街の風景は、制作に入る前にロケハンした横浜、山下公園の周辺写真から。


21話。やはり修正の難しいシーンが幾つかある。キャラクターがPAN中に動いていると、修正箇所は秒数分(1秒は24フレーム)のフレーム数になってしまう。大変な作業だ。困った。
小ネタ。脇キャラクターの妙なリアクションは、演出のS井さんの持ち味。コンテを見たときは「違うな〜」と思ったのだが、演出も担当することが決まっていたので、モチベーションを削ぐのはよくない…と、あえて修正しなかった。今観ると、もちろんそこが面白い。
「みょみょみょ〜ん」「みょ」って何だろう。
これ「にょ」と関係あるの? 知らないのは僕だけ?イクニ