#336

メリークリスマス10周年

アップロードファイル 13KB今日は『少女革命ウテナ』テレビシリーズの放送終了10周年(多分)。
しばらく“某作”とか書いていましたが、トピックスでもお知らせしたように、現在『少女革命ウテナ』をリニューアル中です。仕様や詳細に関しては、おいおいブログでメイキングやら告知が出来ればと思っています。
(…っていうか、まだハッキリと言えないことが多い)


さて。
先日、高円寺の某ビデオスタジオに行ってきました。ウテナのビデオ編集です。


第25話 「ふたりの永遠黙示録」
第27話 「七実の卵」


24話、26話は、段取り的な事情で作業は後日となる。
25話。夜の車のシーンはセルの重ねも多く、猛烈にフィルムの汚れが目立つ。後の話数でバンクとして使っているカットも多々あるので修正作業は大変だ。
26話。突然思い出した。途中、ヘタな歌声で「夜明けのスキャット」がかかるが、これもしかしたらオレの声かも?ラストカット、一瞬のアンシーの悲しそうな表情。これはチュチュ担当の金子の味か。


第25話。
突然、西園寺がパワーアップして再登場。なぜ西園寺はパワーアップしたのか? もちろん理事長の車に乗ったから。では、なぜ理事長の車に乗るとパワーアップするのか?
当時、こういう話をスタッフ間でしていた。


A君は中小某社のサラリーマンでした。
仕事は小器用にこなせていたので、会社からは重宝されていたのですが、当人は、仕事に対してモチベーションを維持することができずにいました。
これは自分のやりたい仕事じゃないだろう。。。
意を決したA君は「辞めたいのですが」と社長に打ち明けました。
「まあ、まて。今日、一緒に晩飯でもどうだ?」
A君は、とあるお寿司屋さんに連れて行かれました。そのお寿司屋さんは、看板が出てなく、通りの奥まったところにありました。
これが一見さんお断りのお店…。
A君は、回転寿司以外のお店に来たのは初めてでした。
お寿司屋さんといえば、どこかにメニューが置いてあったり、板さんの後ろにネタが書かれてあったりするものだと思っていたのですが、そこは何処にもネタが書かれていません。
にもかかわらず、A君の板には、よいころあいで次々と(「中トロ」とか「環八カンパチ」とか、ネタを言わずとも)板さんが“にぎり”置いてくれるのです。
しかも。ひとつぶ、ひとつぶが、これまで食べてた回転寿司とはまるで違う食感なのです。
こ、これが一見さんお断りの店!
そのとき、黙って隣で晩酌していた社長が一言。(※社長はお寿司を食べずに、晩酌で刺身をつまんでます)


社長:ここちいいだろう?
A君:え!? …ええ(おどおど)。
社長:オレと一緒にいれば、毎週、こういう店に来ることができる。
A君:毎週!
社長:次に行ってみるか?
A君:(ゴクリ…)
二人はネオン輝く夜の繁華街へ消えていった…。


翌日。
A君は別人のようにピカピカの顔をして、職場に現れた。
A君:僕は昨日までの僕とは違う。
周囲の人たち「?」
A君:僕は全てを見た。知った。世界の成り立ちを。だから僕にもやれる!
その日から、A君のモチベーションは上がりまくり、会社を辞めるなんて話はすっかり忘れてしまっていた…。


そんな話があったとさ。
次回、“成功者はボンネットに乗る”につづく。
(つづかないな…多分)イクニ