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春霞の正体

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春と言えばかすみと言うほどに、
春の景色とかすみは相性がよい。

ところで、
かすみの正体はというと、先ずは黄砂。

黄砂は、
大陸で低気圧や前線による強風で巻き上げられた土埃が、
上空の西風によって運ばれてくる現象である。

北京では通りを挟んで、
向かい側のビルがかすむこともあるようだ。

日本でも洗濯物や車などが汚れて困ることもあるが、
遠くの景色が黄色くかすむ程度のことが多い。

徳島では、*今年に入って4回観測されている。

次に、もや。
もやは、
空気中に小さな水滴が漂っていて遠くの景色がかすむ状態。
原因は霧と同じだが、
もやは1Km以上見通せる場合であって、
もやが濃くなり見通しが1Km未満になると霧と呼ばれる。
つまり、もやと霧は、濃さが違うだけである。

そして、煙霧。
煙霧は、目には見えないほど小さな埃の粒子が、
空気中を漂っている状態。
霧やもやは空気が湿っている時に出来るが、
煙霧は空気が乾燥している時に出来やすい。

春の景色を演出するかすみも、その正体は一つではない。
(2004/4/7)